エドガーとビーズ
ちょっとマニアックな話になってしまいますが、若い頃少女漫画おたくでした。当時とっても衝撃を受けた作品が萩尾元先生の「ポーの一族」。こんなに美しくてはかない話があるのかと、もうどっぷりでした。一時は真剣に漫画家になりたいと思ったことも。それからずーっとモト先生のファンです。ビーズ本の隣には、ポーの一族からずらーっとモト先生の作品が並んでいます。
ポーの一族というのは、吸血鬼のお話なんですけど気持ち悪い系ではなくとても悲しくて胸を打つ美しい作品なんです。主人公の名前がエドガーで妹がメリーベル。これは不朽の名作です。今でも繰り返し読んでいます。
で、なんと萩尾先生のビーズ本を見つけ即購入。エドガーとビーズの組み合わせなんてあまりに素敵すぎる。ビーズ作品はテグス系で可愛いかんじでした。本によると小さいころからキラキラしたものが好きだったとのこと、私も貝殻とか石とか集めていて思い出せばキラキラしたもの大好きでした。
最後のあとがきから印象に残った文を引用させていただきます。「・・・・・・・イメージしたデザインが、立ち上がってくる喜びは、ビーズだから味わえるもの。」 夢見るビーズ物語 萩尾望都著から。
頭の中に描いたイメージどおりの作品ができあがった時は、ほんとになんともいえない喜びがあります。ステッチで「銀の薔薇」を編んでみたいなぁ~なんて思いました。あの上品な美しさ、悲しさ、儚さが表現できれば最高なんですけど、なかなか難しそうですね。読者プレゼントでイヤリングが当たるので応募してみよっと。
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コメント
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懐かしいなぁ、ポーの一族と言えば
"お葬式には鳩がたち、お墓の穴はフクロウが掘った"
でしたか?
この本とても気になっていたのでご紹介ありがとうございました
投稿: ピーターズバーグ ファン | 2010年2月 9日 (火) 17:26
ほんと、懐かしいですね。エッセイなので、どちらかというと萩尾先生のファン向けかと思います。先生がビーダー仲間だったとは、嬉しいですよね。ステッチもやっていただきたいなぁ。
投稿: beadingbees | 2010年2月 9日 (火) 18:51