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2008年3月15日 (土)

BEADWORD誌 Sea of Glassのステッチ

Ears_of_rice1Beadwork2008

BEADWORK誌にSea of Glassネックレスのインストラクションを書く際、悩んだのがステッチ名称です。

実はこの作品に使用したステッチの原型を一番最初に知ったのは、Bead&Button誌#5のダイアンさんの記事でした。へーおもしろいステッチだけど、Chevron??とその時は思いました。

その後、#6でこのステッチは他の民族にはとても大切な意味があるようなことが書いてありました。ご存知のようにpeyoteは宗教的に重要な意味がある言葉なので、かわりにGourd Stitchと呼ばれることもあります。
そんな理由で、このステッチの名称をどうしたものか悩んでいました。

数年前、たまたまMaria M.Rypanさんの有名な本「Gerdany」に同じステッチが「Ukrainian-style Herringbone」として掲載されていました。 そこでMariaさんにメールでこのステッチについていろいろアドバイスしていただき、今回のSea of Glassの使用ステッチ名称は、ChevronとRussian Herringboneにしました。

ちょっとこだわりすぎかもしれませんが、私はそれぞれのステッチには必ず文化と歴史があるのでそこらへんを大事にしていきたいと思っています。その背景を知ることもビーズステッチの楽しみのひとつですから。

Sea of Glassは、数年前にお教室の課題として作ったものですが、一日で編めちゃいます。いろんなサイズの竹ビーズ使用可能ですので楽しんでいただけると嬉しいです。

横浜のバザーで日本語版(全く同じではありませんが)を販売予定です。

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