« ビーズステッチ 糸考その2 | トップページ | 憧れのビーダー その1 »

2006年9月27日 (水)

ペヨーテ奇数目(peyote odd count)

ペヨーテで奇数目を編むときは最後の一目をどうするかで大変です。できるだけ奇数目は避けてるのですが、中心を作りたい時は仕方ありません。一番よく使われるのが8の字に編地に糸を通して一段下の目にもってくる方法です。とりあえず、これでなんとか編めます。ただ、どうしても端が固くなりがちです。

それから、一段下の目に渡っている糸をすくう方法。これは楽チンだけど、ちょっと強度に不安があるのと編地の端がどうしてもすっきりしません。

最近流行っている言葉に「Aha(アハ)体験」というのがあるそうです。例えば俳優さんの名前がなかなか思い出せず、考えて考えてやっと思い出したりするとなんだかすっきりしますよね。それってなんでも脳の中でいい物質が出てるんだそうです。横道にそれましたが、その体験をしたのがBead&Button誌August 2003のSylvia SurさんのDynamic Cuffで紹介されている二本針を使った方法です。この方法はこちらのArleenさんのフリーインストラクションでも見られますので興味のある方はどうぞ。この方法を知ったときは感激しそのAha体験をしました。頭のいい人がいるなぁって思いました。これだと編地も端も綺麗に編めます。ただ、難点は二本針を使うので(同時ではありませんが)ちょっと面倒かな。

先日、BEADWORK誌の10月・11月号2006が届きその中のCynthia RutledgeさんのThread Path Changeがおもしろかったです。アイデアを思いついた時のAhaモーメントについても書いてありました。Cynthiaさんのは立ち上げをしながら編んでいく方法です。なかなかいいなと思いましたが、編み柄が複雑なものだと混乱するかもしれません。

まだまだ他にも奇数目の編み方がありますが、一長一短あるので作品にあった編み方ができるといいなと思います。

« ビーズステッチ 糸考その2 | トップページ | 憧れのビーダー その1 »

ビーズステッチ Hint&Tips」カテゴリの記事